加賀電子が逆行高、「4年後の営業利益6割増」との報道を受け大幅高の試算が

注目銘柄

■1株利益も大幅増加しPER12倍なら株価は3900円に、10倍でも3250円になるとの予想

 加賀電子<8154>(東1)は10月23日、逆行高となり、10時30分にかけては2580円(107円高)前後で推移して出直りを強めている。同日付の日本経済新聞・朝刊が「加賀電子、営業益6割増目標、22年3月期メド」などと伝え、注目が再燃した。

 同社は19年9月に富士通エレクトロニクス(非上場)の段階的な株式取得による子会社化を発表し、21年12月に完全子会社化する計画を進めている。報道は、買収効果による上乗せも含め、「2022年3月期をメドに連結営業利益を前期実績比で約6割増となる130億円程度に伸ばす方針」と伝えた。

 前期実績(18年3月期)の連結営業利益は81.2億円。売上高は2359.2億円。富士通エレクトロニクスの完全子会社化によって、売上高は業界トップ企業とほぼ互角の5000億円級の企業グループになる。

 そして、報道を基にして調査筋が試算した推計によると、営業利益を130億円とした場合、法人税率を30%として、当期利益はおよそ90億円。1株利益は325円程度になる見込みだという。この予想1株利益をベースに株価を予想すると、PERが12倍なら株価は3900円になり、PER10倍でも3250円になる。このような観測が出ているところだ。(HC)

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