全国保証は3日ぶりに反発、AIとブロックチェーンを活用した住宅ローン審査手法の研究開始を好感

株式市場 銘柄

 金融機関と提携の住宅ローン向けを主力として信用保証事業を展開している全国保証<7164>(東1)は12日、一時140高(3.76%高)の3860円まで上げて、3日ぶりに反発。終値は95円高(2.55%高)の3815円。本日発表のAIとブロックチェーンを活用した住宅ローン審査手法の研究開始を好感している。

 発表によると、全国保証は、ナレッジコミュニケーション、ZEROBILLBANKJAPANと、AIとブロックチェーン技術を活用した新たな住宅ローン審査手法と申込フロー構築に関する研究を2018年12月12日から開始する。全国保証が保有する住宅ローン保証データとZBB社のブロックチェーン技術により取得するAPI情報について、ナレコム社のAIが分析と審査判断する仕組みを構築するため研究を開始する。今後3社は、従来審査に影響を与えているデータの分析と審査の自動化を行い、今までにない審査の仕組みの構築を図っていく。

 株価は昨日(12月11日)に3705円まで下押した。軟調展開で年初来安値圏だが、調整一巡に期待したい。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る