大塚家具が再び急伸、日本橋三越での展示や中国大手との関係深化など期待される

株式市場 銘柄

■中国「北京居然之家」との業務提携に続き資本提携の発表を待つ様子が

大塚家具<8186>(JQS)は1月9日、再び急伸し、11時にかけて20%高の385円(64円高)まで上げて3日続伸基調となっている。7日付で、イタリアを代表するインテリアブランド「Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)」のPOP UP SHOPを2019年1月9日(水)より3月5日(火)までの期間限定で日本橋三越本店・新館1Fのプロモーションスペースにオープンすると発表。期待する動きがあるようだ。

 昨年12月21日には、日本経済新聞が「中国大手と業務提携へ、資本関係視野」と伝えたことを受けて急伸しストップ高となった。同日夕方、中国の家具販売大手企業「Easyhome」(イージーホーム:北京居然之家云地汇新零售连锁有限公司(BeijingEasyhomeYundiHuixinRetailChainCo.,Ltd.汪林朋董事長)との業務提携を発表し、翌12月22日は一時ストップ高となって423円まで上げる場面があった。

 21日の提携発表のリリースには、「当社への出資を通じた資本提携を視野に入れており」との文言があった。このため、株式市場には、遠からず資本提携に関する発表があるとみて注視する姿勢が少なくないという。(HC)

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