【新規上場(IPO)銘柄】スマレジはキャッシュレス決済のテーマに乗る、今月第3四半期決算を発表

株式市場 IPO 鐘

 スマレジ<4431>(JQ)は、本年2月28日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は、事業所向けクラウドサービスを展開。2011年からクラウド型POSレジシステムの「スマレジ」を提供している。利用店舗数は2018年7月現在55,426店舗。年間取引件数は18年7月現在1.3億件。年間取引金額は18年4月現在5000億円超に達している。

 POSレジ関連サービスは、低価格、高性能なクラウドPOSレジシステムと飲食店向けオーダーエントリーシステム「スマレジ・ウェイター」の提供を行っている。


クラウドPOSレジシステムは、低価格、高性能で、基本レジ機能をはじめ、リアルタイム売上分析や高度な在庫管理など、小売やアパレル、飲食業など多くのニーズに応える多くの機能を持ち、従来型POS レジシステムの枠を超えた新しいサービスを提供している。

飲食店向け機能に特化したオーダーエントリーシステム「スマレジ・ウェイター」は、飲食店の注文管理に必要なすべての機能を備え、厨房やレジにもシームレスに情報を共有、注文業務を効率化する。クラウド上の管理画面では、どこからでもリアルタイムで、入店状況や注文状況などのお店の状態を確認することができる。

 また、スマレジのノウハウから生まれた業務システム(ICT利用促進)としてサービスを提供している、勤怠管理の枠を超えた、これからの勤怠管理サービス「スマレジ・タイムカード」は、出勤・退勤などの勤怠情報を基に、給与計算、休暇管理、シフト管理、日報、プロジェクト管理などの機能をはじめ、打刻時の写真撮影や笑顔認証などのユニークな機能や、バーコードや GPS による不正防止機能も充実している。社会保険、労働保険、所得税、住民税をはじめ、複雑な賃金体系にも対応している。

 今2019年4月期第2四半期業績実績は、売上高8億7500万円、営業利益1億7600万円、経常利益1億7600万円、純利益1億2400万円に着地。

 今19年4月期業績予想は、売上高18億3800万円(前期比31.9%増)、営業利益3億9500万円(同24.6%増)、経常利益3億7200万円(同17.6%増)、純利益2億5800万円(同18.4%増)を見込む。上場で調達した資金は、クラウドシステムのバージョンアップに伴う開発資金や広告宣伝費、エンジニアの採用などに充てる計画。年間配当予想は、無配を予定している 。

 株価は、上場初日の2月28日に公開価格1370円の2.35倍相当の3225円で初値をつけ、3月4日高値4435円と上昇。上げ一服で、換金売りに13日安値3200円と売られた後、切り返している。10月の消費税引き上げ時に実施するキャッシュレス決済や店舗の人手不足関連のテーマに乗り、今期2ケタ増収増益見通しと業績は好調。この3月に予定される第3四半期決算の発表を機に出直る可能性はある。ここから押し目買いが入り、底入れ機運が高まるか注目したい。(株式評論家・信濃川)

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