【株式市場】日経平均は一時241円安となり米国のイラン攻撃説など警戒

株式

◆日経平均は2万1258円64銭(204円22銭安)、TOPIXは1545.90ポイント(14.00ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し15億3666万株

チャート14

 6月21日(金)後場の東京株式市場は、米国がイランに軍事攻撃を行う可能性が言われ、日経平均は前引け値より106円安い2万1314円で始まった。自動車株、機械株なども総じて一段値を消し、日経平均は14時30分にかけて一時241円16銭安(2万1221円70銭)まで下落。大引けも下げ幅200円台で3日ぶりに反落した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 中で、東京エレクトロン<8035>(東1)は後場も何とかプラス圏で値を保ち、キヤノン<7751>(東1)も一時マイナスに転じただけで堅調推移。インパクトホールディングス(インパクトHD)<6067>(東マ)はAmazon内にストア開設などが注目されて急伸。コスモ・バイオ<3386>(JQS)は鶏卵の卵白の中に有用なたんぱく質を大量生産する技術が注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり15億3660万株(前引けは5億229万株)、売買代金は2兆7182億円(同8745億円)。1部上場2145銘柄のうち、値上がり銘柄数は619(同879)銘柄、値下がり銘柄数は1458(同1137)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は7業種(前引けは11業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、海運、水産・農林、電力・ガス、鉄鋼、などだった。(HC)

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