リネットジャパンGが急反発、パソコンリサイクル事業の好転見通し注目される

PCネットが「Windows7のサポート終了に伴い排出台数が増加」と展望

リネットジャパングループ(リネットジャパンG)<3556>(東マ)は7月17日の後場寄り後に一段高となり、10%高の1121円(104円高)まで上下幅を拡大。16日までの7日続落から急反発となっている。

 宅配便で廃パソコンなどの回収・リサイクルを行う「都市鉱山リサイクル事業」「ネットリユース事業」、カンボジアでの「モビリティファイナンス事業」などを行い、パソコンリサイクルの大手・パシフィックネット(PCネット)<3021>(東2)が16日の夕方に発表した「中期経営計画「SHIFT2021」の進捗、及び一部修正」の中で、「2020年5月期については、Windows7のサポート終了に伴い排出台数が増加するため、リマーケティング事業も拡大する見込み」としたことが注目されている様子だ。

 このところは、米投信会社ブラックロック・ジャパンが7月5日現在で提出した大量保有報告書により保有株数が減っていたことが判明したことを受けて続落してきたが、2019年9月期の連結業績は純利益などが3期ぶりに最高を更新する見込みのため、さすがに売られ過ぎ感が強まってきたとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る