【株式市場】四半期好決算株が強く日経平均は後場伸び悩むが大きく反発

株式

◆日経平均は2万1709円31銭(92円51銭高)、TOPIXは1575.58ポイント(7.01ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億4041万株

チャート13

 7月30日(火)後場の東京株式市場は、昼頃に金融政策を据え置きとする日銀会合の結果が伝えられ、円相場が強含み、コマツ<6301>(東1)TDK<6762>(東1)などがやや値を消し気味に始まった。日経平均は132円高で始まり、その後上げ幅を縮め、13時直前に49円06銭高(2万1665円86銭)となった。大引けは92円高まで戻し、前日比で反発した。日経JASDAQ平均は小安い。

 後場は、正午に第1四半期決算と第2四半期の業績見通しの増額修正を発表したインフォコム<4348>(東1)が急伸し、同じく前日に発表したソルクシーズ<4284>(東1)は一段高となり13時前からストップ高に張り付いて推移。エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は14時に業績予想の増額を発表し一段高。上場2日目のブシロード<7803>(東マ)は積極的な投資計画などが注目されて上値を追った。

 東証1部の出来高概算は11億4041万株(前引けは4億9052万株)、売買代金は2兆850億円(同9023億円)。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は1527(同1395)銘柄、値下がり銘柄数は533(同638)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、電気機器、倉庫・運輸、水産・農林、食料品、医薬品、保険、金属製品、などとなった。(HC)

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