国際石油開発帝石が株主優待制度の導入など好感されて高い

■「400株・1年以上」の条件だが初回は400株以上でOK

国際石油開発帝石(INPEX)<1605>(東1)は10月29日の後場、一段と強含み、取引開始後に1017.0円(11.0円高)まで上げて2日続伸基調となっている。28日15時、株主優待制度の導入などを発表。好感されている。

 毎年12月31日現在で、普通株式400株以上を1年以上継続して保有する株主を対象として、株数・保有期間に応じて同社オリジナルデザインのQUOカード(クオカード:1000円分から5000円分)を贈呈する。

 ただ、初回(2019年12月31日現在の株主)に限り、同日現在で400株以上を保有する株主を「1年以上2年未満の継続保有」とみなし、400株以上800株未満の株主には1000円分を、800株以上の株主には2000円分を贈呈するとした。

 同時に施設見学会の実施も発表。毎年12月31日現在で100株以上を保有する株主のうち、応募・抽選により行う。初回の実施時期は2020年5月頃を予定し、「直江津LNG基地」等の見学(予定)になる。なお、同社グループは日本国内で最大の油田になる八橋油田(秋田市)も運営している。(HC)

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