Jトラスト:新ビジネス、ビットコインに参入

IR企業情報

■BTCボックスの第三者割当引受~日本最大のビットコイン取引所

 Jトラスト<8508>(東2)は、BTCボックス株式会社の第三者割当増資(2億円)を引き受け、BTCボックスと共同して、ビットコインを活用した即時かつ安価な多通貨間国際決済サービスの開発に乗り出す。

 Jトラストは、国内最大のライツオファリングで集めた約967億円の資金力を背景に、韓国、インドネシアの銀行を買収する等、東南アジアを中心とした新興国に積極的な海外展開を推し進めている。

 今回、国内最大のビットコイン取引所であるBTCボックスと提携することで、複数の新興国にビットコイン取引所を開設、さらには国際決済プラットフォームを実現させることで、新たな国際間決済サービス創出を目指す模様だ。

 一方、BTCボックスは、今回、第三者割当増資を行ったことで、財務体質が強化できたことに加え、Jトラストの信用力等を活用することで、先のマウントゴックス社破綻によるビットコインビジネスに対するマイナスイメージを払しょくし、日本市場でのビットコインの本格的な普及・拡大を目指す。

 今後両社は、国際決済のみならず、ビットコインの信用取引や、ビットコイン担保融資など、既存のサービスにビットコインを絡めた様々な新規ビジネス開発に取り組んでいくものと思われる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る