【株式市場】NY株高と円安を受け日経平均は朝方175円高の後も上げ幅100円台を保つ

株式

◆日経平均は2万2856円71銭(139円23銭高)、TOPIXは1577.90ポイント(0.87ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億8504万株

 7月21日(火)前場の東京株式市場は、米NASDAQ指数の最高値や対ユーロでの円安などを受け、ソニー<6758>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などが高く、日経平均は72円高で始まり9時半頃には174円72銭高(2万2892円20銭)まで上げた。大手薬品株も堅調。一方で鉄鋼、自動車、海運などは安く、日経平均はその後、前引けまで一進一退を続けた。

GMOクラウド<3788>(東1)が大きく出直り、政府が「電子署名」に積極的な見解を示したとの日経新聞報道などを好感。ステラケミファ<4109>(東1)は東海東京証券の投資判断や次世代電池関連への期待などが言われて活況高。テクマトリックス<3762>(東1)は米社製の最新のアーキテクチャ分析ツールなど注目され出直り拡大。ビットワンG<2338>(東2)はAI技術ベンチャーとの提携が再び材料視されて反騰高値。Aiming<3911>(東マ)は移動平均の水準まで下げ調整完了感との見方で連日出直り。小田原エンジニアリング<6149>(JQS)は「米テスラなど世界の名だたる自動車会社を陰で支える企業」との米通信社報道を機に連日ストップ高。 

 東証1部の出来高概算は5億8504万株、売買代金は回復し1兆7075億円。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は934銘柄、値下がり銘柄数は1127銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、医薬品、サービス、電気機器、その他製品、情報・通信、精密機器、、などがが高い。(HC)

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