【株式市場】主力株の一角が強く日経平均は後場大きく回復しTOPIXは反発

株式

◆日経平均は2万2715円85銭(35円76銭安)、TOPIXは1576.69ポイント(3.73ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億6056万株

 7月27日(月)後場の東京株式市場は、JR東日本<9020>(東1)日本航空<9201>(東1)が一段と戻して始まり、JR東日本やブリヂストン<5108>(東1)はほどなく前日比プラス圏に浮上。みずほFG<8411>(東1)は一段とジリ高。日経平均は83円安で始まり、時間とともに下げ幅を縮小し、TOPIXは13時半頃から何度もプラス圏に顔を出す展開となった。大引け、日経平均は小幅安で2日続落となったがTOPIXは反発した。

 後場は、テラスカイ<3915>(東1)が引き続き四半期決算の大幅増益と高進捗率などへの注目が衰えず高値更新幅を博大。日本エアーテック<6291>(東1)は新型コロナ検査で陽性率が上昇傾向などとされ、特設・臨時施設などへの思惑などで一段高。ODKソリューションズ<3839>(東2)は入試関連システムの省力化・3蜜回避などが言われて一段ジリ高。コパ<7689>(東マ)は業績予想の増額が好感されて大引けまで買い気配のままストップ高。小僧寿し<9973>(JQS)は持ち帰り業態で先行することや株価2ケタのため投入資金を抑えたリスク回避姿勢の投資が可能とされて一段高。

 東証1部の出来高概算は11億6056万株(前引けは5億7170万株)、売買代金は2兆1066億円(同1兆198億円)。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は1424(前引けは755)銘柄、値下がり銘柄数は683(同1328)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは5業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電力・ガス、保険、水産・農林、銀行、化学、小売り、医薬品、情報・通信、鉱業、陸運、などとなった。(HC)

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