【株式市場】好決算株など強いが日経平均は後場一段軟化し小動きに終始し小幅反落

株式

◆日経平均は2万3494円94銭(22円25銭安)、TOPIXは1618.98ポイント(6.34ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億839万株

 10月26日(月)後場の東京株式市場は、スペインで再び新型コロナ拡大による行動制限が実施されたことなどで世界景気への懸念が漂い、日本製鉄<5401>(東1)ファナック<6954>(東1)が水準を下げて開始。日経平均も一段軟化して始まり、13時半頃の41円07銭安(2万3475円52銭)を下値に一進一退を続け、大引けは小反落となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、ソニー<6758>(東1)がアニメ事業子会社の「鬼滅の刃」関連収入10日間で107億円と伝えられ前場に続いてジリ高傾向を続け、キヤノン<7751>(東1)は14時頃から四半期決算発表への期待などで尻上がり。クレアHD<1757>(東2)は赤字縮小期待などで一段と強含み。イトクロ<6049>(東2)は10月決算の見通しを9月に増額修正しているため期待が再燃し高値を更新。昭和パックス<3954>(JQS)は業績予想の増額修正などが好感されて高い。

 東証1部の出来高概算は8億839万株(前引けは3億8249万株)、売買代金は1兆5929億円(同7460億円)。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は815(前引けは1002)銘柄、値下がり銘柄数は1245(同1056)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり上位の業種は、非鉄金属、電気機器、鉱業、繊維製品、建設、電力/ガス、パルプ/紙、などとなった。(HC)

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