【銘柄フラッシュ】カイオム・バイオなど急伸し村田製作所は15年ぶり2万円台

銘柄

27日は、東京都が設立した新銀行東京と八千代銀行・東京都民銀行の東京TYフィナンシャルグループ<7173>(東1)が経営統合と伝えられ、東京TYFGが朝方は8日連続の年初来高値更新となったが、10時頃から軟化して後場も重く1.9%安。また、昨日は飲料自販機事業の売却などが好感されて高値を更新したJT<2914>(東1)も本日は軟調で0.9%安。一方、自社株消却を発表したユーシン<6985>(東1)は一時9.7%高となり高値を更新し大引けも5.1%高となった。

東芝機械<6104>(東1)が円安効果などを材料に8.4%高と高値を更新し、東証1部の値上がり率トップ。TDK<6762>(東1)は2.2%高だが一時2007年以来8年ぶりの1万円乗せとなり、村田製作所<6981>(東1)は3.0%高で2000年以来の2万円台。

ハウスドゥ<3457>(東マ)は引き続き6月末の株式5分割と上場記念配当などが好感されて9日連続の高値更新となり17.3%高。オークファン<3674>(東マ)ディー・エヌ・エー<2432>(東1)のネットBtoB事業買収などが好感されて10.7%高。日本スキー場開発<6040>(東マ)はレジャー多様化や地方創生に関連とされて10.4%高。

カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)はスイス社との提携が好感されて16.1%ストップ高となり、オンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)は引き続き技術ライセンス先からのマイルストン収入が材料視されて6.4%高と戻り高値。アンジェスMG<4563>(東マ)は第三者割当増資の中止や阪大との「高血圧DNAワクチン」などが材料視されて5.8%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  2. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  3. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  4. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  5. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  6. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る