ゼリア新薬が後場一段と強含む、足のむくみ改善薬の承認取得など好感

■スイス子会社はアステラス薬の英子会社から事業の一部を取得

ゼリア新薬工業<4559>(東1)は12月8日の後場寄り後に一段と強含み、1901円(16円高)をつけて出直りを強めている。

 軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による足のむくみ改善薬「ベルフェミン」の製造販売承認を11月30日に取得したことを発表済みで期待されている。

 また、11月下旬には、スイスの100%子会社Tillotts Pharma AG(ティロッツ・ファーマ社)が、アステラス製薬<4503>(東1)の英国子会社が販売しているクロストリジウム・ディフィシル感染症治療剤「ディフィクリア錠」(製品名、英名:DIFICLIRTM、一般名:fidaxomicin(フィダキソマイシン)の欧州、中東、アフリカおよび独立国家共同体(CIS)における製造販売承認を承継することに合意し、資産譲渡契約を締結したと発表。やはり事業拡大要因として期待されている。(HC)

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