東邦アセチレンは極低温凍結用ガスや医療用酸素が材料視され上場来の高値を更新

■2日連続ストップ高、「師走相場」に好適の材料株と投機妙味が

 東邦アセチレン<4093>(東1)は12月14日、大幅高で始まり、9時20分過ぎに2日連続ストップ高となる1948円(400円高)で売買され、3年半ぶりに上場来の高値を更新した。

 酸素吸入/人工心肺吸入などに用いる医療用酸素、極低温凍結に用いる液化ヘリウムなどを製造し、新型コロナワクチンの保管に低温凍結が必要なこと、政府が全国の市町村ごとに合計1万箱の凍結保管容器を用意する意向を示したと伝えられたこと、などは材料視されている。「師走相場」にピッタリの材料株として投機資金が集まっているようだ。(HC)

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