シンシアは特別配当が好感され急伸、今12月期末に1株当たり6円

■自社株買い予定資金の一部を原資として加算し年10円に

 シンシア<7782>(東1)は12月21日、急伸し、取引開始後に一時ストップ高の480円(80円高)をつけ、今年6月以来の水準を回復した。

 前週末の取引終了後、今期・2020年12月期の期末配当に1株当たり6円の特別配当を実施すると発表し、今期末配当金(1株当たり)を普通配当4円に特別配当6円を加え、合計10円とする予定とした。

 インサイダー取引規制への抵触を回避する観点から、自社株買いを見合わせた期間があったことなどを踏まえ、自社株買いを予定していた資金の一部を原資として特別配当を行うという。(HC)

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