ウィルソンWLWが後場ストップ高、戦略提携など3件の発表が注目を集め急伸

■業績は赤字拡大予想だが株価は11月を下値に持ち直し織込む

ウィルソン・ラーニング ワールドワイド(ウィルソンWLW)<9610>(JQS)は12月24日、急伸し、後場寄り後の12時50分にかけて13%高に迫る188円(21円高)まで上げ、その後買い気配のままストップ高の217円(50円高)に達した。大きく出直っている。

 23日付で、「最先端のアセスメントプラットフォームを提供するProfiling Online社と戦略提携」「豪州・ニュージーランド(ANZ)市場の拡充をはかるため、レッド・エデュケーション社と販売代理店契約を締結」など3件のニュースリリースを発表しており、これらが好感されたようだ。

 業績は今期、赤字拡大予想だが、株価は11月の147円を下値に持ち直す動きを見せており、先々の回復を先取る雰囲気になっている。(HC)

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