マルマエの月次受注残高(12月)は半導体分野が高水準で推移し41.6%増加

■FPD分野は新規受注など入り始め前月比で増加

マルマエ<6264>(東1)は1月15日の15時、2020年12月度の月次受注残高を発表した。

 半導体分野は出荷検収が好調に推移する中で受注がさらに高水準で推移し、前年同月比41.6%増の6.54億円となった。FPD分野は同25.2%減の2.05億円、その他分野は金額が小さいものの同230.2%増の2300万円。これらの結果、2020年12月末の受注残高は、前年同月比18.7%増の8.83億円となった。

 FPD分野は、前年同月比では減少したが、OLED向けで既存顧客に加え新規顧客からの受注が入り始めたことから、前月比では5.4%増加した。市場環境が回復傾向にあり、新規の引き合いが増えるなど、改善傾向が出ているほか、シェア拡大の効果も出始めている。

 半導体分野では、好調であったファウンダリ向けに加えメモリ向けについても市場環境の改善が続いていることから、当社の受注についても好調に推移する見通しとした。(HC)

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