立花エレテックは21年3月期3Q累計減収減益、通期予想開示して減収減益予想

(決算速報)
 立花エレテック<8159>(東1)は2月5日の取引時間終了後に21年3月期第3四半期累計の連結業績を発表した。新型コロナウイルスの影響で大幅減収減益だった。通期予想を開示して減収減益予想とした。22年3月期の回復を期待したい。株価は反発の動きを強めている。21年3月期業績悪化は織り込み済みであり、出直りを期待したい。

■21年3月期3Q累計は新型コロナで減収減益、通期減収減益予想

 21年3月期第3四半期累計連結業績は売上高が前年同期比8.1%減の1134億58百万円、営業利益が38.4%減の25億90百万円、経常利益が38.3%減の27億74百万円、四半期純利益が25.8%減の23億69百万円だった。

 新型コロナウイルスによる経済収縮の影響で需要が減少した。FAシステム事業は設備投資需要回復が鈍く14.8%減収で39.2%減益、半導体デバイス事業は中国での需要回復や新規連結などで11.1%増収だが27.6%減益、施設事業は更新案件の延期・中止などにより18.5%減収で78.2%減益だった。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高347億10百万円で営業利益6億73百万円、第2四半期は売上高402億98百万円で営業利益9億72百万円、第3四半期は売上高384億50百万円で営業利益9億45百万円だった。

 未定としていた通期の連結業績予想および配当予想を開示した。売上高が20年3月期比6.2%減の1600億円、営業利益が33.8%減の40億円、経常利益が35.2%減の41億50百万円、当期純利益が26.0%減の32億50百万円、配当予想が11円減配の37円(第2四半期末17円、期末20円)とした。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響を受けるが、22年3月期の回復を期待したい。

■株価は反発の動き

 株価は調整一巡して反発の動きを強めている。21年3月期業績悪化は織り込み済みであり、出直りを期待したい。2月5日の終値は1646円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円78銭で算出)は約13倍、時価総額は約428億円である。

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