テルモは『6回注射器』開発へと伝えられるが54円高と70円安の間で一進一退

■日経平均が久々に大きく下げ全体調整局面とみた向きの売りも

テルモ<4543>(東1)は2月19日、売り買い交錯となり、9時30分にかけては4595円(54円高)と4471円(70円安)の間で一進一退となっている。

 今朝にかけて、「テルモ、『6回注射器』日本人規格で開発」(テレ朝ニュース2月19日午前6時21分)などと相次いで伝えられ、新型コロナワクチン接種に用いる注射器の特需に期待が広がった。こうした買いに対し、今朝は日経平均が久々に200円安で始まったため、目先は全体相場が調整局面入りとの見方もあり、目先的な売りが出ている模様だ。一方、ニプロ<8086>(東1)は小高い。

 ただ、同社株は長期安定上場傾向を続けており、とりわけ「月足」をみると継続保有が政界のように見える。(HC)

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