【株式市場】朝方は「宣言」延長で重いがNY最高値など好感され日経平均は一時118円高まで上げ堅調

東京証券取引所

◆日経平均は2万9414円00銭(82円63銭高)、TOPIXは1935.60ポイント(8.20ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7298万株

 5月7日(金)前場の東京株式市場は、緊急事態宣言の延長を今日決定と伝えられ、三越伊勢丹HD<3099>(東1)は取引開始後すぐに軟化。一方、日清製粉G<2002>(東1)などは高く、NY株最高値などを受け鉄鋼、海運などは次第に強含んだ。日経平均は小安く始まったが、10時10分過ぎには118円49銭高(2万9449円86銭)まで上げ、前引けも堅調だった。

 マークラインズ<3901>(東1)が6日発表の四半期決算など好感されストップ高。ノジマ<7419>(東1)は本決算などが好感され活況高。Jトラスト<8508>(東2)はシンガポールでの実質勝訴と損害額の回収などが材料視され値上がり率上位。交換できるくん<7695>(東マ)は「グリーン住宅ポイント」申請代行サービス開始の効果など再評価とされ出直り拡大。シンクレイヤ<1724>(JQS)は業績予想の増額を受け2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億7298万株、売買代金は1兆1916億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1784銘柄、値下がり銘柄数は341銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、保険、海運、食料品、倉庫/運輸、パルプ/紙、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る