【株式市場】日経平均は513円高となり取引時間中と終値の最高値を2日ぶりに更新

◆日経平均は4万5303円43銭(513円05銭高)、TOPIXは3158.87ポイント(13.04ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は17億4799万株

 9月18日(木)後場の東京株式市場は、東京エレク<8035>(東証プライム)が一段と上げて始まるなど、半導体関連株が政府による国産AI開発支援の報道を受けて軒並み上げ、ブイ・テクノロジー<7717>(東証プライム)や導電素材などのレゾナック・HD<4004>(東証プライム)なども一段高となった。鉄鋼株や海運株などは軟調だったが、ソニーグループ<6758>(東証プライム)は後場一段と上げ、分離上場するソニーフィナンシャル株の現物配当を得るための買い活発。下水道近代化などの日本ヒューム<5262>(東証プライム)、コメ増産関連の井関農機<6310>(東証プライム)も大幅反発。日経平均は一段と上げ、中盤に718円高(4万5508円)をつけて取引時間中の最高値を2日ぶりに更新、大引けも終値での最高値を2日ぶりに更新した。

 後場は、芝浦メカ<6590>(東証プライム)も一段高となり政府による国産AI開発支援の報道など好感。さくらインターネット<3778>(東証プライム)は前場ストップ高まで上げた後も大引けまで買い気配を続け急伸。ソフト99コーポ<4464>(東証スタンダード)はMBO(会社側による株式公開買付)の買付期間延長など好感された様子で一段と上げストップ高。東京衡機<7719>(東証スタンダード)は業績予想の増額が好感され朝方ストップ高の後も活況高。Fusic<5256>(東証グロース、福岡Qボード)は後場から急伸し「九州宇宙ビジネスキャラバン」に期待強まった様子。カウリス<153A>(東証グロース)は電力10社との提携による不正口座開設防止などの新事業に期待集中し前場買い気配のままストップ高に達し後場も大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は17億4799万株(前引けは8億2390万株)、売買代金は4兆8547憶円(同2兆2721億円)。プライム上場1618銘柄のうち、値上がり銘柄数は912(前引けは948)銘柄、値下がり銘柄数は637(同565)銘柄。

 東証33業種別指数は16業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電気機器、非鉄金属、金属製品、医薬品、卸売り、化学、不動産、機械、情報通信、小売り、ガラス土石、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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