【株式市場】半導体関連株や電子部品株など強く日経平均は大幅に反発

東証アローズ 東京証券取引所

◆日経平均は2万9161円80銭(213円07銭高)、TOPIXは1959.75ポイント(5.73ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で8億5423万株

 6月14日(月)後場の東京株式市場は、昼の時間帯に円安が再燃したことなどを受け、太陽誘電<6976>(東1)やアドバンテ<6857>(東1)などが一段と強含み、前場上げた横浜ゴム<5101>(東1)はほぼ本日の高値圏で推移。日経平均は前引け水準から強含んで始まり、前場の高値(259円62銭高の2万9208円35銭)には届かなかったが上げ幅200円台で大幅な反発となった。

 後場は、新電元<6844>(東1)が燃料電池車用の水素供給スタンド整備政策や今期黒字化の業績動向などを材料視され、一段と強含んで上値を追い、アートスパークHD<3663>(東2)は5月の月次動向「度月次事業進捗レポート」が好感されて一段と出直り幅を拡大。MacbeePlanet<7095>(東マ)は4月決算と今期の業績予想が好感されて朝から大引けまで買い気配のままストップ高。プリントネット<7805>(JQS)は14時に発表した第2四半期決算が好感されて直後から急伸。

 東証1部の出来高概算は少な目で8億5423万株(前引けは4億6311万株)、売買代金は1兆9646億円(同1兆678億円)。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は1109(前引けは1153)銘柄、値下がり銘柄数は972(同901)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、ゴム製品、金属製品、電機機器、証券商品先物、その他金融、ガラス土石、化学、サービス、輸送用機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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