日本エム・ディ・エムが第2四半期の業績予想を増額修正、営業利益は従来予想を12%引き上げる

■国内・米国とも好調で第1四半期の売上高は33%増加

(決算速報)

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は7月30日15時、第1四半期の連結決算(2021年4~6月)と第2四半期の業績予想の増額修正を発表し、第2四半期累計期間(21年4~9月)の営業利益は従来予想を11.8%上回る9.5億円の見込みに見直し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同49.1%上回る8.2億円の見込みとした。通期予想は据え置いた。

 第1四半期の連結決算は、国内の脊椎固定器具分野が好調に推移したこと、米国での営業活動がコロナ禍前の状態に戻りつつあり、想定以上に症例数が回復する見込みであること、などから、売上高は前年同期比33.1%増加して45.37億円となり、営業利益は同2.3倍の5.54億円となった。親会社株主に帰属する第1四半期純利益は、米国子会社に連邦政府の「給与保護プログラム」にかかわる特別利益が発生したことも加わり、同2.8倍の3.63億円となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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