FRONTEOは2日連続大幅高、AI好調、業績急回復などに注目集まる

■リーガルテックAI事業で大型案件を受注、業績予想を2倍に引き上げ

 FRONTEO<2158>(東マ)は8月18日、19%高に迫る1310円(207円高)まで上げた後も強調推移となり、昨17日のストップ高に続いて2日連続大幅高となっている。16日に発表した第1四半期決算が大幅増益となり、3月通期の業績予想を各利益とも従来予想の2倍に引き上げ、注目集中となった。

 リーガルテックAI事業で推進している、AIレビューツール「KIBIT Automator」を活用した案件を主体としていくポートフォリオトランスフォーメーションが奏功し、日本・アジアで大型案件を受注したこと、などにより、第1四半期(2021年4~6月)の連結営業利益は前年同期の約15倍の5.98億円となった。3月通期の連結営業利益は、従来予想の2倍の12億円の見込みとした。20年3月期を底に急回復となる。

 今年7月に2014年以来の高値1380円をつけており、当面はこの水準を指向するとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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