【話題】6月も月末高値の可能性秘める、昨年12月から月末が当面高値の展開

株式市場

日経平均は、ジグザグを繰り返しながら下値を切上げる展開だが、ジグザグの上値ピークをみると一定のリズムが感じられる。

昨年12月28日(1万7914円)、今年になって1月28日(1万7850円)、3月23日(1万9778円)、4月23日(2万0252円)、5月28日(2万0655円)と、いずれも月末水準が目先天井をつけるリズムとなっている。

理由は、よく分からない現象の{アノマリー}として注目される動きである。特に、「28日」がポイントのようで、6月も「28日」前後は、注意が必要だろう。

マーケットでは、「株主総会が28日頃に集中しているので、その頃までは高いだろう。その後は夏休みを控えていることもあって6月も月末ピークの可能性はありそうだ」(中堅証券)との見方だ。

買いの主力だった外国人投資家に買い疲れ感台頭も報道されており、需給面で陰りがみられることも事実。

主力株の深追いは慎むところで、徹底的に押し目買いに徹するところだろう。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る