テンポイノベーションが再び出直る、「飲食開業、コロナ下増加」と伝えられ注目再燃

■飲食店に特化した店舗転貸を行い事業環境に関心が集まる

 テンポイノベーション<3484>(東1)は12月27日、取引開始後に877円(5円高)まで上げる場面を見せ、再び出直りを強める相場となっている。飲食店に特化した店舗転貸事業を東京都を中心に展開しており、「飲食開業、コロナ下増加、大阪など4都市、閉鎖店跡に出店も」(日本経済新聞12月26日付朝刊)と伝えられ、同社を取り巻く事業環境に関心が集まった。

 報道によると、「新型コロナウイルス禍で飲食店の閉店が相次ぐ中、新規開業が増える現象が起きている」という。テンポイノベーションでは、新型コロナ発生後、一時は最悪のシナリオを考えたとするが、同社の主な転貸先は中小飲食店のため、給付金や協力金による一定の効果があり、第2四半期決算(2021年4~9月)は売上高が前年同期比9.6%増、営業利益は同52%増などと急回復することができた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る