クリーク・アンド・リバー社が後場一段高、全体相場が冴えず投資の基本「好業績」に立ち返り注目再燃

■クリエイティブ分野など好調で第3四半期は営業利益58%増加

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は1月19日の後場一段高となり、日経平均が下げ幅を広げる中で7%高の1854円(119円高)をつけて3日続伸基調となっている。第3四半期の連結営業利益が58%増加するなど業績が好調で、2月期末の配当を増配の予定。全体相場が冴えないため、投資の基本である好業績に立ち返って注目し直す動きが出ている。

 また、クリエイティブ分野(日本)では、映像、ゲーム、Webなどの領域で活躍するクリエイターを対象とした事業やゲーム分野でのプロデュース事業などを行うため、「米マイクロソフトがゲームソフト会社アクティビジョンを7.9兆円で買収へ」(Bloombergニュース1月18日22:37)と伝えられたことなどを受け、「クリーク・アンド・リバー社の事業も注目されるのではないか」(株式市場関係者)といった見方がある。こうした連想からの思惑買いも入っているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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