カプコンが戻り高値、全体相場の反発うけ一昨日の大幅増益決算を買い直す

銘柄

■「巣ごもり需要」への期待あり米国での業界M&A機運も刺激

 カプコン<9697>(東1)は1月28日、再び出直って始まり、取引開始後は5%高の2775円(142円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値に進んでいる。26日の15時過ぎに発表した第3四半期連結決算(2021年4~12月・累計)が営業利益44%増加するなど好調で、発表翌日の28日は全体相場の大幅安に押されて1.6%安(42円安の2633円)だったが、一夜明けて見直し買いが増加する様子となっている。

 ゲーム関連株には、新型コロナ「まん延防止条例」の実施拡大を受けて「巣ごもり需要」の再来が期待されている。また、米国でマイクロソフトがゲームソフト企業を買収する事を受けてM&A絡みの思惑が漂っている。26日には、野村証券がゲーム関連株の投資判断を引き上げたと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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