カナモトが株主優待の対象を拡大、従来の1000株以上を500株以上に

■継続保有期間1年以上だが移行期間の今年10月基準は保有半年以上で可

 カナモト<9678>(東1)は3月4日の15時30分、株主優待の対象拡大と内容の大幅な拡充を発表し、これまで保有株数1000株以上の株主を対象としていた優待を保有株数500株以上とし、かつ継続保有期間1年以上の株主から対象にするとした。

 ただ、新制度への移行期間として、2022年10月末日現在の株主を対象とする優待については、「保有株数500株以上で継続保有期間半年以上」の株主に適用するとした。4月中に投資すれば保有期間が半年以上になる。継続保有期間を1年以上とするのは23年10月基準の優待からになる。

 優待内容も株数・保有期間に応じて大幅に拡充する。これまでは、保有株数1000株以上の株主に「一律4500円相当の北海道商品」を贈呈していたが、新たな制度では、移行期間になる22年10月末日現在で保有株数1000株以上の株主の場合、継続保有期間が半年以上3年未満の株主には「4500円相当の北海道商品」を贈呈し、継続保有3年以上の株主には「8800円相当の北海道商品」を贈呈するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る