キヤノンは後場も堅調、イメージング部門の拡大などに期待、日経平均は400円安

業績でみる株価

■半導体露光装置の生産拡大などにも注目集まる

 キヤノン<7751>(東1)は3月8日の後場、14時を過ぎて2595.5円(16.0円高)前後で推移し、日経平均が次第に下げて400円安となってきた中で堅調に推移している。「『イメージング』で1兆円、25年12月期、キヤノン、5割増収」(日本経済新聞3月8日付朝刊)と伝えられ、後場になっても好感されている。7日に経営方針説明会を開いた。報道は「注力する監視カメラなど新規事業が貢献」「株主還元も強化」などと伝えた。

 2025年12月期の連結売上高は2007年の過去最高を更新する4兆5000億円以上をめざす。イメージング事業の急成長を図るほか、半導体露光装置は拡大する需要を見据え生産能力の増強を進め、FPD露光装置は現地要員育成による設置能力の向上を進める。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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