千代田化工が再び一段高、ロシアが日本との平和交渉を中断とされLNGプラント増設など期待

■米で6割増産と伝えられて急動意となって以降断続的に上値追う

 千代田化工建設<6366>(東2)は3月22日、再び一段高となり、午前10時30分過ぎに9%高の492円(40円高)まで上げて約1週間ぶりに今年の高値を更新し、2021年5月以来の高値に進んでいる。LNG(液化天然ガス)プラント建設の大手で、米国などでLNG増産・プラント増設の動きが伝えられて動意を強めている中、22日はロシアが日本との平和条約交渉を中断との報道を受け、ロシア産ガスへの依存度を下げる動きが一段と強まる可能性が言われ思惑買いを呼んでいる。

 このところは、3月11日にいきなり14%高(53円高の423円)と急伸し、「米でLNG6割増産」(日本経済新聞3月11日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視された。以後、断続的に上値を追っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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