【注目銘柄】オカダアイヨンは連続最高純益予想を手掛かりに押し目買い妙味

 オカダアイヨン<6294>(東証プライム)は、今2023年3月期純利益を前期に続く過去最高更新と予想し、配当も連続増配を予定していることなどを手掛かりに押し目買い妙味を示唆している。ウクライナへ軍事侵攻したロシアに対する経済制裁によりロシア産木材の輸出が禁止され、世界的に木材価格が上昇し、木材増産に向け同社の林業機械に特需が発生すると観測されていることも、業績期待を高める見込みだ。

■解体工事向けに圧砕機などが続伸し林業機械も木材価格上昇特需

 同社の今2023年3月期業績は、売り上げ215億円(前期比5.9%増)、営業利益20億円(同12.9%増)、経常利益20億円(同10.1%増)、純利益13億4000万円(同12.6%増)と続伸が見込まれ、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。主力の圧砕機などの解体環境アタッチメントが、都市再開発に伴う解体工事や老朽化した社会インフラの更新工事向けなどに続伸し、林業機械も、昨年年初の木材不足を背景とした「ウッド・ショック」対応で国産木材への代替需要向けなどに順調に推移することなどが要因となる。

 配当は、前期業績の2回の上方修正とともに2回増配し前期配当を年間32円としたが、今期も年間33円に連続増配を予定している。なお同社株は、東証の市場区分再編に際して流通株式時価総額が基準の100億円に未達となり、適合計画書を作成して暫定的に東証プライム市場に上場している。同計画書では、計画期間を2024年3月期までと定め、推進中の中期経営計画の推進により企業価値を高めて上場基準適合を目指しており、時価総額アップに向け積極経営に拍車を掛けることが期待される。

■PER8倍、PBR0.9倍の修正で直近調整幅の倍返しも有望

 株価は、ロシアのウクライナへの軍事侵攻による全般相場の急落とともに年初来安値1289円へ突っ込んだが、期末の配当権利取りに加えて、木材価格が再び上昇、「ウッド・ショック」再来観測も強まって年初来高値1633円へ急騰した。同高値後は、配当権利落ちも伴い1400円台まで調整し、今期の連続過去最高予想業績とともに1500円台までリバウンドした。この間、テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆している。足元ではこの75日線で下値を確かめているが、PERは8.84倍、PBRは0.94倍と割安であり、年初来高値1633円を上抜いて弾みをつけ、同高値から直近安値への調整幅の倍返しとなる1800円台回復にチャレンジしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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