京王電鉄は5%高など電鉄株が軒並み切り返し堅調、「県民割」補助拡充など好感

株式市場 銘柄

■全体相場にツレ安した場面には買いが旺盛の見方

 6月17日午前10時過ぎの東京株式市場では、電鉄株が軒並み切り返し、取引開始後を安値に京王電鉄<9008>(東証プライム)が5%高の4665円(210円高)、小田急電鉄<9007>(東証プライム)は2%高の1749円(39円高)など、日経平均が一時700円安となった中で軒並み堅調に推移している。「『県民割』補助、最大1.1万円、政府、全国展開で増額」(日本経済新聞6月17日付朝刊)などと伝えられ、行楽・観光需要への期待があるため、全体相場にツレ安した場面には買いが旺盛との見方が出ている。

 東武鉄道<9001>(東証プライム)は2928円(49円安)を下値に切り返して3000円(23円高)、東急<9005>(東証プライム)は1461円(25円安)を下値に切り返して1505円(19円高)。JR各社は前日比で軟調だが軒並み持ち直している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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