トレジャー・ファクトリーが業績予想を大幅に上方修正、第2四半期の営業利益は従来予想の2.5倍に見直す

■下期は給与アップや電気代上昇などあるが通期の予想営業利益を28%上方修正

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は7月13日の取引終了後、今2月期の第2四半期累計期間、および通期の連結業績予想の大幅な上方修正を発表し、第2四半期累計期間(2022年3~8月)の予想は、従来予想に対し売上高を5%上回る124.30億円の見込みに、営業利益は2.5倍の6.25億円の見込みに、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.6倍の4.26億円の見込みに、各々見直した。

 第1四半期の連結売上高が前年同期比118.8%となり、差引売上総利益率も1.2pt改善したことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比200%以上と、計画を大きく超える進捗となった。この結果、第2四半期累計期間の連結業績について、各利益が前回発表予想を上回る見込みとなった。

 また、下半期においては、従業員給与のベースアップや電気代の上昇などによる販管費の増加を約1億円新たに見込んでいるが、第1四半期の好調な業績を反映した結果、各利益が前回発表予想を上回る見込みとなり、2月通期の連結業績予想についても、従来予想比で売上高を2.5%上回る260.38億円の見込み(前期比11.7%増)に見直し、営業利益は27.5%上回る14億円の見込み(同40.7%増)に、当期純利益は19.4%上回る8.86億円の見込み(同26.0%増)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る