東光高岳は第1四半期の営業利益57%増など好感され昨年来の高値を更新

■通期の業績予想は据え置いたが上振れ期待強まる

 東光高岳<6617>(東証プライム)は7月28日、飛び出すように上値を追って始まり、午前9時30分にかけては10%高の1929円(170円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりに昨年来の高値を更新している。27日の16時に発表した第1四半期連結決算(2022年4~6月)の営業利益が前年同期比56.9%増の13.88億円となるなど好調で、買い先行となった。

 今3月期の通期連結業績予想は据え置き、売上高は前期比1.2%増の930億円、営業利益は同4.9%減の44億円。営業利益は減益の見通しだが、営業利益は第1四半期で通期予想額の31%を確保した。同社の業績特性が期末偏重型であることを考慮すると業績予想に上振れ期待が出てくるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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