住友ファーマが活況高、第1四半期コア営業利益57%増加などに注目集まる

業績でみる株価

■通期予想は据え置いたが進ちょく率4割超のため見直す動きも

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)は8月1日、大きく出直り、午前9時50分にかけて12%高の1166円(127円高)まで上げたあとも活況高が続き、取引時間中としては今年7月22日以来の1100円台を回復している。29日の15時30分に第1四半期決算短信(IFRS、連結、2022年4~6月)を発表し、前年同期比で売上高に当たる売上収益が22%増加し、コア営業利益は57%増加したことなどが好感されている。

 薬価改定による影響は32億円の減収だったが、売上収益は前年同期比21.9%増の1598.76億円となり、コア営業利益は同57.2%増の133.90億円となった。3月通期の予想は据え置き、売上高は5500億円(前期比1.8%減)コア営業利益は300億円(同48.7%減)。コア営業利益は第1四半期で通期予想の約45%に達し、この進ちょく率も注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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