Jトラストは引続き東南アジアでの好調が目立ちBJI(インドネシア)の貸出残高は前年同月の2.02倍に

ビジネス 万年筆 メモ

■8月の月次動向、Jトラストロイヤル銀行(カンボジア)も同22%増加

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)が9月7日の夕方に発表した8月の月次動向「月次データ推移<速報値>」は、引き続き東南アジア金融事業のJトラスト銀行インドネシア( BJI )の伸びが目立ち、 BJI の8月の銀行業における貸出金残高は前年同月の2.02倍の16兆3608億ルピアとなり、前月比では2.8%増加した。

  BJI は、インドネシアで大規模都市開発を手掛ける現地資本などとタイアップした住宅ローンの提供や、日系建設機械メーカーとの提携による建機ローンの提供など、活発な事業展開を行っている。第2四半期(2021年1~6月)は計画を前倒して黒字化し、連結決算に寄与した。

 東南アジア金融事業では、カンボジアを中心に事業を行うJトラストロイヤル銀行の銀行業における貸出金残高も前年同月比21.5%増加して9億8300万米ドルとなり、前月比では微減だった。

 日本金融事業の中核となっている(株)日本保証の債務保証残高は前年同月比1.1%増加して2064億円となり、前月比では微増だった。

 韓国及びモンゴル金融事業では、JT親愛貯蓄銀行の増勢が目立ち、同行の銀行業における貸出金残高は前年同月比25.8%増加して2兆7495億ウォンとなり、前月比では1.8%増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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