エーザイはアルツハイマー病を適応症とする『レカネマブ』のフル承認に向けた申請が好感され9%高

銘柄フラッシュ

■東証プライム銘柄の値上がり率上位に顔を出す

 エーザイ<4523>(東証プライム)は1月10日、買い気配で始まり、取引開始後は9%高の8896円(749円高)まで上げ、東証プライム銘柄の値上がり率上位に顔を出している。朝、アルツハイマー病(AD)を適応症とする『LEQEMBI(レカネマブ)』について、フル承認に向けた生物製剤承認一部変更申請(sBLA)を提出と発表し、期待が強まっている。迅速承認からフル承認への変更に向けた生物製剤承認一部変更申請(sBLA)を米国食品医薬品局(FDA)に提出した。

 発表によると、『レカネマブ』は、中国では2022年12月に国家薬品監督管理局にデータ提出を開始し、日本と欧州においても、2022年度中の承認申請を行う予定とした。『レカネマブ』は、アミロイドベータ(Aβ)の可溶性(プロトフィブリル)および不溶性凝集体に対するヒト化IgG1モノクローナル抗体。エーザイとバイオジェンは、AD治療剤の共同開発・共同販売に関する提携を2014年から行っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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