ispace、民間企業として世界初の月面着陸は「ハードランディング」の可能性

■26日午前1時すぎ、着陸予定時刻を過ぎて通信途絶状態に

 民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」を運営するispace<9348 >(東証グロース)は4月26日午前8時、同プログラムの「ミッション1月面着陸の状況について」を発表し、4月26日8時時点において、ランダー(月着陸船)との通信の回復が見込まれず、月面着陸を確認するSuccess9の完了が困難と判断したことを明らかにした。民間企業として世界初の月面着陸を26日午前1時40分頃に予定していた。

 発表によると、現時点で得られているデータに基づくと、東京日本橋のミッションコントロールセンター(地上管制室)にて、着陸シーケンスの終盤、ランダーの姿勢が月面に対して垂直状態になったことを確認しているが、着陸予定時刻を過ぎても着陸を示すデータの確認には至らなかった。その後ランダーの推進燃料の推定残量が無くなったこと、及び、急速な降下速度の上昇がデータ上確認されており、最終的にテレメトリの取得ができない状態となった。

 これらの状況から、当社のランダーは最終的に月面へハードランディングした可能性が高いと考えている。なお、これらの状況が発生した要因については、現時点ではこれまでに取得されたテレメトリの詳細な解析を実施している状況であり、解析が完了次第ご報告するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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