AI CROSS、ChatGPTを活用したSMSテキスト生成サービスのトライアルを開始

■先行企業が体験、テキスト最適化で受信者の反応が1.7倍に

 AI CROSS<4476>(東証グロース)は5月15日、生成AI技術のChatGPTと心理学・行動経済学を組み合わせた「ChatGTP活用 SMSテキスト生成サービス」のトライアルを2023年5月15日から開始すると発表。同サービスは、受信者が興味を持ちやすく、行動変容を起こしやすくするSMSテキストを生成し、効果的なコミュニケーションを支援する。

 近年、企業から個人に対する情報発信には様々な手段が用いられている。SMSはその中でも即時性の高さと到達率の高さから利用が急増しており、2026年度には配信数が140億通に達すると予測されている※1。しかし、受信者の関心を引き、申し込みや購入などの具体的アクションを促すためには、配信先や行動変容の内容に合った適切なSMSテキストが必要で、作成にはスキルと時間がかかる。

 同サービスは、ChatGPTと心理学・行動経済学やSMS運用の知見を組み合わせ、受信者が行動変容を起こす可能性が高いSMSテキストを複数パターン生成する。テキストパターンのA/Bテストにより、どのテキストの反応が高いか効果測定することもでき、受信者への情報の伝わりやすさとアクションへの誘導が向上する※2。プロモーション用途で先行トライアルを実施した顧客の中には、同サービスで生成されたテキストが自社で作成したものと比べ、1.7倍の反応が得られた事例もある。

 トライアル期間中、AI CROSSはお客さまからSMS配信の目的やターゲット、テキスト原案などの情報をヒアリングし、最適なテキストパターンを提案する。SMS配信後には効果レポートも提供し、配信効果を最大化するサポートを行う。

 なお、本サービスが2023年12月期の連結業績に与える影響は軽微である。

※1 デロイト トーマツ ミック経済研究所「A2P-SMSの配信数と売上高の現状(38.9億通/207.6億円)と中期予測|直収配信数市場の中期予測とCAGR(2022~2026年度)」
※2 SMS送受信サービス「絶対リーチ!SMS」および「URLクリック数カウントオプション」の契約が必要である。

【ChatGPT活用 SMSテキスト生成サービス トライアルの概要】

・開始予定日:2023年5月15日(月)から

前提条件:
・先着5社まで(各社1回の実施に限定)
・SMS送受信サービス「絶対リーチ!SMS」の契約を前提とする。すでに「絶対リーチ!SMS」を利用している顧客も対象である。
・1回のSMS配信数は1万通以上。

【ChatGPT活用 SMSテキスト生成サービスの特長】

1.ターゲットの価値観・生活様式に合わせたテキストを生成
異なる価値観や生活様式に合わせてカスタマイズされたテキストパターンを生成し、ターゲットに適切なメッセージを届けることができる。

2.手間を省いた効果的なテキスト作成
通常、ターゲットに合わせた複数のテキストを作成する際には多くの労力や時間が必要であるが、同サービスを利用することで効果的なテキストを短時間で作成できる。

3.配信効果の把握と分析
SMS送受信サービス「絶対リーチ!SMS」の「URLクリック数カウントオプション」を活用することで、どのテキストがクリックされたかを分析できる。

【ChatGPT活用 SMSテキスト生成サービスのユースケース】

1.販促業務
商品・サービスの特徴を把握し、ターゲット層を明確に定めることで、受信者の関心を引く効果的なテキストを生成し、SMS送信することが可能である。

2.督促業務
借り手の債務状況や属性に応じて、適切なトーンや表現を用いた督促テキストを生成し、効果的なコミュニケーションを実現できる。

3.求人斡旋業務
求人情報や求職者の属性を考慮したテキストを生成し、求職者に適切な求人情報を効果的に伝えることができる。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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