環境管理センターは買い気配で始まり2日連続大幅高、原発処理水の放出後も定期的に検査を継続する方針など伝えられ期待強まる

■8月放出開始の観測、株価材料としては出尽くしの見方あったが後退

 環境管理センター<4657>(東証スタンダード)は7月6日、買い気配のまま一段高となり、取引開始後は9%高の580円(50円高)で買い気配となり、昨5日のストップ高に続き2日連続大幅高となっている。引き続き、東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)の福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、放出後も定期的に検査を継続する方針などが伝えられているため、受注増などへの期待の強い相場となっている。6日のストップ高は100円高の630円になる。

 原発処理水の放出開始時期は8月と伝えられている。株価材料としては、放出開始をもって「材料出尽くし」の見方はあったが、放出後も定期的に検査を継続する方針ということで、出尽くし予想は後退した形になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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