【株式市場】日経平均は90円高、NY株の4日ぶり反発など受け前日までの5日続落から急反発

株式市場 証券取引所

◆日経平均は3万2279円88銭(90円15銭高)、TOPIXは2246.24ポイント(2.91ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億888万株

 7月11日(火)前場の東京株式市場は、米半導体株指数の2日続伸、NYダウやNASDAQの4日ぶり反発などを受けて東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株やファナック<6954>(東証プライム)などの機械株が反発基調で始まり、三菱商事<8058>(東証プライム)などの大手商社株もしっかりとなった。低PBR株群への買いは継続しマルハニチロ<1333>(東証プライム)や三菱紙<3864>(東証プライム)などが高い。日経平均は244円高で始まり、午前10時にかけて278円97銭高(3万2468円70銭)まで上げ、前引けにかけては上げ幅を縮めたが6日ぶりに反発基調となった。

 アステリア<3853>(東証プライム)が3日続伸一段高となり会計ソフト「奉行クラウド」の連携ツールパートナーになったとの発表や今期の業績急回復・完全黒字化予想など材料視。コスモス薬品<3349>(東証プライム)は5月決算と今期見通しなど好感され一段高。良品計画<7453>(東証プライム)は四半期決算など連日好感され2日続けて一段高。タキヒヨー<9982>(東証スタンダード)も四半期決算など好感され急伸し一時ストップ高。ジャパニアス<9558>(東証グロース)も四半期決算の大幅増益など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億888万株、売買代金は1兆4931億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1095銘柄、値下がり銘柄数は649銘柄。

 東証33業種別指数は21業種が値上がりし、水産農林、金属製品、精密機器、不動産、卸売り、電気機器、非鉄金属、サービス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る