松田産業は中東情勢による貴金属市況など注目材料視され大きく出直る

■今期の業績は減益を見込むが株価は9月下旬にかけて高値

 松田産業<7456>(東証プライム)は10月10日、大きく上げて始まった後もジリ高傾向を続け、後場、14時30分を過ぎては2390円(78円高)前後で売買され、9月につけた年初来の高値2455円に向けて出直りを強めている。廃家電やIT機器からの貴金属回収・再生を行い、中東の軍事組織ハマスによるイスラエル急襲、これに対するイスラエルの報復を受けてロンドン金属取引所(LME)の各金属相場やNY原油相場が急動意となり、買い材料視されている。

 第1四半期の連結業績(2023年4~6月)は8月に発表済みで、コロナ禍での半導体生産減少・半導体不足などを受けて貴金属リサイクルの取扱量と製商品の販売量が減少し、売上高は0.4%増加したが営業利益は43.3%減だった。24年3月期の予想も売上高を前期比6.0%減とし、営業利益は同34.9%減とする。ただ、株価は円建での金価格上昇などが材料視されて9月にかけて年初来の高値に進んでおり、中東情勢による貴金属市況や産業用金属市況などが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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