ヨコレイ:機関投資家・アナリスト向け施設見学会を実施

■「ヨコレイの強み、理解を一段と深める」

ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>は9月3日、同社横浜物流センターに、機関投資家・アナリスト10名を招き施設見学会を実施した。

施設見学会では、温度変化の極めて少なく貨物の品質保持に最適な自然対流冷却方式(天井ヘアピンコイル)や、異物混入などのリスクから貨物を守るフードディフェンス設備など、同社の取り組みを紹介するとともに、同社正社員が冷蔵倉庫内の作業を行う「社員オペレーション」を披露し、ヨコレイのビジネスモデルとその長所を説明した。

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屋上で説明受けるアナリスト
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施設見学後の質疑応答

同社によると、施設見学後の質疑応答では、「2020年の冷媒フロン生産禁止、老朽化した施設の建替問題、TPPをはじめとする低温物流ニーズの高まりなどの事業環境の変化、冷蔵倉庫業の課題にヨコレイが如何に取り組んでいるかなど、1時間以上に亘り活発に意見交換し、ヨコレイの強みへの理解を一段と深めることができた。」と、施設見学の成果を挙げている。

同センターは、2007年2月に竣工した「港湾型」と「物流型」両方のニーズへ対応したハイブリッド型の冷蔵倉庫。自然対流による冷却方式の「天井ヘアピンコイル方式」を採用、高品質な保管環境を完備し、冷媒にはフロンガスを使用せず、自然冷媒であるNH3(アンモニア)を使用した環境にやさしい冷凍機器を導入している。

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