共同印刷の出直り目立つ、第2四半期の予想営業利益3.4倍に大幅増額修正

■アフターコロナにより乗車券などの交通系製品が伸長

 共同印刷<7914>(東証プライム)は10月26日、3110円(110円高)で始まった後も3100円台で堅調に推移し、約2週間ぶりに3100円台を回復している。15日の15時に第2四半期の業績予想(2023年4~9月・累計、連結)の修正を発表し、営業利益は5月に開示した従来予想の3.4倍などとし、注目が再燃している。

 第2四半期累計期間は、アフターコロナにより乗車券などの交通系製品が伸長したほか、パッケージ関連も堅調に推移し、エネルギーコストが想定下回り、価格転嫁活動も寄与した。売上高の見通しは出版印刷や店頭販促物などの動向により2.6%下方修正したが、四半期純利益は5月に開示した従来予想の2.2倍に見直した。3月通期の予想は「現時点での変更はせず、据え置き」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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