木村工機は後場買い気配、昼に業績・配当予想の増額修正を発表し買い集まる

■3月期末配当は前回発表予想に比べ25円増の65円に

 木村工機<6231>(東証スタンダード)は11月10日の正午過ぎに第2四半期決算と今期・2024年3月期の業績・配当予想の増額修正を発表。株価は後場、買い気配で始まり、昼12時40分過ぎには11%高の3600円(350円高)の買い気配。約1か月前につけた2020年以来の高値4085円に向けて上値を追っている。24年3月期の期末配当は、5月に開示した前回発表予想に比べ25円増の1株当たり65円の予定とした。

 当第2四半期累計期間(23年4~9月)は、サプライチェーンにおける課題を背景として、生産体制の国内回帰が進んだことなどにより設備投資需要が増加したことで、売上は堅調に推移した。また、利益面においては、独自製品の売上が大幅増加したことに加え、生産工程の見直しや部品調達の多様化によるコスト低減などにより、営業利益率を大幅に改善することができた。3月通期の予想を増額修正し、5月に開示した従来予想に対し、売上高は4.8%上回る見込みに、営業利益は同53.8%上回る見込みに、純利益は同57.9%上回る見込みに各々引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR株式投資情報編集部)

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