フタバ産業は4年ぶりの高値に進む、ホンダによる八千代工業へのTOB成立を受け連想波及の見方

■業績好調で10月末に通期予想を大幅に増額修正

 フタバ産業<7241>(東証プライム)は11月22日、再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて10%高の830円(74円高)まで上げ、約2か月ぶりに2019年以来の高値を更新している。トヨタ系の自動車部品メーカーで、21日午後、ホンダ<7267>(東証プライム)が八千代工業<7298>(東証スタンダード)に行っていたTOB(株式公開買付)の成立を発表したことを受け、トヨタグループのサプライヤーについても再編の連想が働いたとの見方が出ている。

 フタバ産業の今期の業績は純利益を除いて大幅増を見込むなど好調。10月30日に今期・2014年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、7月に開示した従来予想を営業利益は36.4%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同42.9%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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