レーザーテックが一段高、日米金利動向や世界で唯一のEUV検査装置など材料視

■10月から日経225種平均株価の構成銘柄になり買い需要も

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は12月1日、小安く始まった後一段高となり、午前9時40分過ぎには3万4000円(960円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、2022年1月以来の3万4000円台に進んでいる。

 日米の金利動向を受けて半導体関連株などのグロース株に再び資金が流入する傾向の中で、同社は世界で唯一のEUV(極端紫外線)による検査装置を製品化して独走することなどが注目されている。また、同社株は2023年10月から日経225種平均株価の構成銘柄になり、日経平均連動型のファンドなどによる組み入れ買いの需要が10月末に活発化したと言われているが、米国で利上げ打ち止め感が強まってきたため、一時見合わせていた組み入れ買いが再び活発化してきたとの見方がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
  2. ■学生発案の“牛乳をかける新食感”、とんがりコーンに朝食需要を開拓  ハウス食品グループ本社<28…
  3. ■6成分で多様な脱毛にアプローチ、簡単マッサージで日常ケアを支援  日本調剤<3341>(東証プラ…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る