ジーデップ・アドバンスは後場一段高、「米エヌビディアのエリートパートナー」でエヌビディア創業者の発言報道を受け期待強まる

■「データセンターの整備などを進める日本企業と連携」の方針

 ジーデップ・アドバンス<5885>(東証スタンダード)は12月5日の後場一段と出直り幅を広げ、13時過ぎには16%高の1万660円(1440円高)まで上げて約1か月ぶりに1万円台を回復している。11月中旬に米エヌビディア社のGPU カード「NVIDIAA800 40GB Active」の受注を開始と発表するなど、「米エヌビディアのエリートパートナー」(会社四季報:東洋経済新報社)。4日、米半導体大手エヌビディアの創業者が岸田首相と面会し、「生成AIの開発に欠かせないデータセンターの整備などを進める日本企業と連携し、必要な半導体を供給していく考えを示しました」(NHKニュースWEB)と伝えられ、連携する日本企業の一つとして連想が波及している。

 2023年6月に株式上場。上場後初の決算発表となった第1四半期決算(2023年6~8月、10月12時発表)は、「8月までに売上を見込んでいた案件が2Qの計上になったことによる影響」(決算説明資料)で前年同期比0.7%の増加にとどまり、経常利益は上場関連費用20百万円を営業外費用として計上したことにより同29.3%減だったが、5月通期の予想は売上高を11%増、営業利益を14%増、経常利益も7.7%増などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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